そのゴールド!偽物です
先日、テレビ番組を観ていたら金プラチナの買取店がでていました。
一般の方に金の査定方法を教える講習会といったようなことを行っているところでした。
番組を観ていたところ、過去に偽物(贋物)を買い取ってしまっていたことがあるということ、現在も偽物がたくさん流通しているということが伝えられている内容でした。
偽物を買い取ってしまっていたというjことは、査定の知識に乏しい人間が対応していたのでしょう。
そして、本物か贋物かを見極めるにあたって比重計の結果を重視していたのではないかと思いました。
本物の金かどうかを判断するためのテスターとして全国的に主に使用されているのは比重計ですが、他にもX線検査機や電気テスターがあります。
比重計は12万円位から18万円位で購入できるものです。
電気テスターは4万円位で購入できるものです。
なので、中小規模の買取店ではこの2種類か、比重計テスターだけを用意しているところが多いのかもしれません。
X線検査機は数百万円もするので用意できない買取店や質屋さんは多いと思います。
ですが、X線検査機なんてかわなくてもほとんどの金製品は比重計と電気テスター、そして真贋する知識があれば不要なんですけどね。
お客様の希望によっては破壊検査ができないこともあるので、どうしても真贋が難しい時は買い取らないか、一旦預からせてもらってX線検査機のある業者に検査してもらい、本物であった場合には売買するという特約条件付きで交渉が成立すればいいのでしょうけどね。
とはいっても、一般の方は検査テスターというものを持っていないので、金を担保にしてお金を貸す場合や個人的に売買する時などに可能な限り本物かどうか真贋する方法を紹介します。
まずは、物をよく見ましょう。
刻印があるかチェックしましょう。
K10、K14、K18、K22、などいろいろあります。
「18K」のように、数字の後に「K」がある場合などは金メッキ製品等の意味を示しています。
金はそんなに固いものではないので、例えばネックレスやブレスレットなど、使用していたものは細かな傷が必ずついてしまいます。
それなのに、細かな傷がまったく無い時は「タングステン」という他の鉱物である可能性が高いんです。
タングステンというのは、金の贋物として有名です。
金と比重が同じなので、買取店にある比重計で検査しても金と同じ反応を示すため、真贋する知識が無く比重計でしか査定していない店は贋物(がんぶつ)を買い取ってしまう確率が高くなってしまいます。
特注で作ってもらったジュエリーの場合、刻印ではK22となっていても実際にはK18程度しか金が含有されていないこともあります。
一般的に見たことが無いデザインのジュエリーの場合、刻印と実際の金の含有量が異なる事例もあるので注意が必要です。
ネックレスやブレスレットではなく延べ棒(インゴット)の場合も同様で、まったく傷が無い場合は注意しましょう。
ちょっと爪を押し当てたりしてみても、うっすらと傷がつかない場合は偽物の可能性があります。
取引対象とする金が大きかったり大量になる場合、持ち主の承諾をもらえるようならドライバーなどで金製品の目立たない部分を削ってみましょう。
削ってみても中が金色であれば本物の確率は高いです。
100g以上などのインゴットの場合は、可能な限り破壊検査をしましょう。
破壊検査というのは、要は一部分を削ってみたりインパクトドライバーなどで穴をあけてしまって、中も金かどうか確かめる方法です。
インゴットの偽物も多く出回っていて、表面側数ミリだけは金だけど、中身がタングステンなどの他の鉱物の場合があります。
このようなものを買ったり担保にしてしまった場合は大損です。
破壊検査の承諾をもらえない場合はどこかで検査してもらうか取引をやめましょう。
2017年05月02日 記事
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